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プロでも躓く!IKEA家具の解体でよく起こるトラブル4選!とその解決策

引越業者さんに見積もり時『この家具は運べません』『ご自身で取り外し取付をしてください』など、お使いのIKEA家具を門前払いされてしまったという方が、このブログをご覧いただいているのでは思います。

引っ越し料金を抑えるためにも、予算を削れるところは削りたい!
自分で解体できるのであれば試してみたい!
という方へ向け、IKEAの大型家具を解体する際に起こりうるトラブルについて、IKEA家具引越し時の施工実績1000件を超える唯一の専門業者であるカグッコシ!が、文章に起こせる限界で解説していきたいと思います。

トラブル1:思っている以上にスペースが必要である

ご自身で組立をされた方は十分にご存知かと思いますが、IKEAの大型家具は収納家具/ベッド問わず、とにかく広いスペースが必要になります。

基準としては家具の完成サイズ+最低でも縦横1mづつは無いと作業ができません。
これは収納家具でもベッドでも同じく必要となります。

当然、解体作業でも同じことが言えますので、すでに生活をしていることで家具を購入した時よりモノがあふれる部屋の中で解体に必要なスペースを確保することは容易ではありません。

特にベッドの場合は、その周りを空ければいいだけなのですが、収納家具の場合解体組立に必要なスペースと、実際完成後の設置スペースでは2倍以上必要なケースも多いです。

寝室などはベッドに加え、衣類収納が設置されている場合が多いと思いますが、引越し解体の際には、必ずベッドを解体してスペースを空けた後に衣類収納を解体するようにしましょう。

養生は重要

スペースを確保した後に必ずやらなければいけないこと、それは作業スペースの養生作業です。
養生とはキズが付かないように床・壁などを保護することです。

解体時に床壁を傷つけてしまっては、せっかく経費削減のためご自身で作業されていることが水の泡です。

もしも旧居をキズつけてしまったら?

最悪、解体中に家具を破損してしまっても、買い替えという方法を取ることはできますが家屋を破損してしまった場合、どれくらいの費用を請求されるか見当もつきません。

(例)部分張替えが難しく12畳のリビングの張替えを行う場合
・化粧シート系フローリング材:¥120000
・張替え:12畳 ¥90000
・既存フローリング撤去処分費用:¥30000
・コーティングが必要な場合:¥65000
全面張替えという条件になるので結構請求されたとしての金額ですが『マジですか???』と声に出してしまいそうなほどの衝撃の出費となってしまいます。

何で保護すればよいのか?
我々は厚めの養生用布地(キルティングと言われる)を敷き作業をしますが、皆様はそのような資材をお持ちではないと思いますので、段ボールを2重に敷き詰めるくらいの意気込みで養生を行うとよいでしょう。

注意点としては、あくまでもキズ防止の役目を果たすだけなので、打痕に対してはあまり効果を発揮しませんので、パーツ・工具の落下などには十分注意しましょう!

トラブル2:使い慣れない電動工具は逆に危ない

作業効率でいえば、電動工具を使ったほうが何倍も速く解体できますし、組立もできます。
しかしながら、DIYを普段からされているという方の場合でも、IKEA家具の解体には注意点が多く、電動工具を使うデメリットや使う場合の注意点を解説していきます。

電動ドライバー不慣れトラブル

IKEA家具を解体しようと思えば、商品によって何十本ものネジを取り外す必要があり、手工具を使って作業することは非常に非効率で、なおかつ手首から前腕筋群に大量の乳酸を送り込む強制部分的筋トレを行っているに等しい作業になります。

かといって安易に電動工具を使用すればいいという結論ではなく、電動工具を普段使用する機会の無い方には注意していただきたいIKEA家具対策を3つご紹介しておきます。

①ネジ頭問題
IKEAのネジ頭は、日本で多く使われているプラスドライバー対応の頭の形状と少し異なり、ポジドライブ式という形状になります。
IKEAで売っているFIXAシリーズのドライバーに付属しているビット(電動ドライバーの付け替え用アジャストパーツ)には初めから入っている+のドライバー頭ですが、ホームセンターなどではあまり置いていません。

ではそのドライバーでないと組立や解体ができないのかというと、普通のホームセンターで売っているプラス型ビットでも対応可能です。
しかし少しフィット感が甘く、グラついてしまいます。
そのグラつきは、ネジ頭を潰してしまう事につながることから、できる限りポジドライブ型のドライバーの使用が好ましいということです。

②電動のトルク問題
電動ドライバーはスイッチレバーを引けば自動でネジを回すことも外すこともできる便利な道具です。
しかしパワーを使いこなせないと①のネジ頭問題につながってしまいます。

木ネジ問題

まず木ネジ問題とは、木製家具とりわけ組立式の家具に多く見られる木板に直接打ち込むネジが構造に含まれている場合、1度差し込んだネジを抜いた際に元の下穴が広がってしまうという、IKEA家具引越し解体否定派の皆様がこぞって問題提起している部分です。

実際、1度もネジを差していない木板の下穴と1度ネジを差した後に抜いた下穴では明らかに強度が変わります。
やはり1度解体したIKEA家具は元に戻らないのか?

そんなことはありません。
まず木ネジの構造的欠陥を上げると、下穴に対して斜めにネジを差し込んでも、鉄VS木の対決になるので、必ずネジが勝ち根元まで入ってしまいます(特に電動ドライバーを使用すると)。
まっすぐにネジが差し込まれていない組み立て方をしてしまっていれば、当然抜いた際の穴も必要以上に広がってしまい、修繕も難しい場合があります。

しかしながら、木穴の補修グッズが以前ではネジパテなどのパテ埋め商品がほとんどでしたが、今ではスチール製のネジ山を埋め込むタイプや、スチールのシートをサイズにカットして埋め込むタイプなど多種、強度が増した商品が多く発売されているので、木ネジの穴広がり問題は、下穴部分に相当な破損がない限りは問題視されないレベルにまで下がっています。

とは言え、穴が広がらずに解体できるに越したことはありません。
どうすれば、できる限り穴を広げずにネジを抜くことができるのか?

『ネジが入っている方向に逆らわず、まっすぐに抜く!』

ここで電動工具問題が発生するのですが、不慣れな方が電動工具を使う際に1番やらかしてしまうポイントは【力加減】です。
【力加減】をミスることで、抜く際に穴を広げてしまう原因となるグラつきや、ネジ頭潰しが起きてしまうので、不慣れな方向けにコツがあるとすれば(器用さの個人差を無視して)抜く側のネジをまっすぐに保つために、指で支えつつ回転数は可能な限り遅く、車でいうところのポンピングブレーキのように。

トラブル3:説明書の逆読みでは解体できない場合もある

組立家具なので、当然購入時に説明書通りに組み上げられている商品は説明書を逆走すれば解体ができる!と言い切れないところにIKEA家具解体のワナが潜んでいます。

かといって解体の説明書などあるわけではないので、解体しようと思えば構造を理解しながら(ご自身で組立てた方であればある程度スムーズに進むと思います)進めていく必要があります。

また前に触れましたスペースの問題も絡み、購入時に組立したロケーションの確保が難しいということになれば、解体方法も変わってくる場合も出てくるのです。

収納家具の解体は購入時と条件が大きく異なる

スペースの話をさせていただきましたが、収納家具の場合、設置スペース(日常使用スペース)とは別に解体に必要なスペースを確保する必要があります。
特に衣類収納であるワードローブのシリーズは、背板の取付が釘打ちによってなされている場合が多く、釘を抜く際も寝かせた状態で行う必要がありますが、寝かせるスペースが無い場合、完成形の立てた状態で釘抜きを行うという、我々でもリスキーな作業となってしまいます。

解体時のみ必要になる工具

【釘抜き/インテリアバール】
釘抜きの話をしましたが、ネジを取り外すよりもはるかに気を遣う慎重な作業が要求される、おそらくIKEA家具解体の中でMAX難易度といえます。
PAXフレーム(幅100cm×高さ201cm)では約50本もの釘で背板を留めていますので、50本の釘を抜く必要があるのですが、当然すべて手作業となります。

【ペンチ/プライヤー】
IKEA家具の構造として、接続部分をカムロックと呼ばれる2種類の金具をつなぎ合わせることで強度を保っているのですが、その補強として木ダボが使用されている部分が多く、解体時には折れてしまう事を防ぐうえで抜いたほうが良いことから、ペンチが必要となります。

新たに用意する必要のあるパーツ

解体前日まで通常使用できていたIKEA家具ですが、いざ解体したとたんパーツが破損することがあります。
特に多いのが樹脂製のパーツの経年劣化による割れ。

樹脂性パーツがネジ留めされている場合、常に圧がかかっている状態であることから、実は小さなひびが入っていて、取り外す際の圧からの解放で大きな割れとなり『どうしよう、、、』という事態になってしまいます。

しかし、ここがIKEA家具を買っておいてよかったと思える部分になるのですが、店舗の配送カウンター横に、ほとんどの予備パーツが揃っており持ち帰りOKとなっています。

しかしながら、解体が必要な多くのIKEA家具で使用されているパーツがここにはありません。

それは【釘】です。

【釘抜き】の話は何度もさせていただいておりますが、その他ネジパーツは1度仕込んで、抜いたものでも中々作業中に破損したり、曲がってしまったりということがないのですが、【釘】はまっすぐに抜けたと思っていても、少しでも曲がってしまっていれば、再組立の際に使用したら最後、釘の突き抜けという今までの苦労が1発で水の泡事件が起こってしまいます。

抜いた後の釘 まっすぐに見えますが少し曲がっています

【釘】だけは必ず新しいものを用意してください。

トラブル4:パーツの破損

どうしても新居へ持っていきたいから、予算を抑えたいからご自身で解体をおこなっている際に、どうしても起こってしまうパーツの破損ですが、良く起こりうるパターンとその対処法について重複する部分もありますが、再度まとめていきます。

木ネジ下穴の広がり

IKEA家具を解体する上で、1番多く発生して1番対処法に困ってしまう穴広がり問題ですが、そもそも穴を広げずにネジを抜くことは我々でも不可能です。
なので、穴の広がりにくい抜き方とは?抜く際にチェックしておきたいことを解説していきます。

穴の広がりについては組立時にさかのぼる必要があります。
IKEA家具の解体時に、ダントツで抜く可能性があるネジというものがありまして、カムロックと言われる接続方法のネジ側パーツになります。

実はこのネジ、多少斜めに打ち込んでも奥まで入ってしまうんです。
何故ならば【鉄のパーツ VS 木の板】の戦いですので、100%鉄の勝ちです。

これがどういうことかといいますと、組立時に斜めに入ってしまっているネジは組立時にすでに穴を必要以上に広げてしまっている。
そのため解体時にそのネジを抜けば、必要以上に穴を広げてしまう事になる。

というわけです。
しかしこのネジ、見るからに刺さりっぱなしでは運ぶときに軽くどこかに当たっただけで折れてしまう、もしくは木板が砕けてしまうことになりそうですよね。
なので、抜くことは抜かなければなりません。

極意【流れに逆らわず身をゆだね抜く】

これ以上広がりを防ぐため、入っている方向が斜めであれば、変にまっすぐにしてから抜こうとするのではなく、斜めのまま抜きましょう。
注意点は工具も斜め角度を保ち抜くこと。
工具も向きを同じくしないと、今度はネジ頭を潰してしまうということになり、別の問題が発生してしまいますので要注意です。

釘抜き

IKEA家具の衣類収納や本棚などに多く見られる【背板の釘打ち】。
組立時の釘打ちはIKEA家具の組立に関わる作業の内、おそらく1番のリスクを抱えているのではと思います。
その釘を抜く作業におけるリスクは、背板/側板背面を傷つけてしまうということにつきます。

極意【簡単に抜ける釘無し 釘抜きの先で少しづつ引き上げ最後はテコの原理】

PAXワードローブですと1フレームの背板を約50本の釘で固定されています。
この作業を考えただけでも、PAXなどは専門業者へ依頼する価値はあるのかもしれません。

樹脂パーツ

樹脂パーツをネジで板に留めているという箇所がある商品もあります。
樹脂パーツの場合、経年劣化により弱っている場合も多く、ネジを外しただけで割れてしまうなんて言うことも。
割れてしまったものを接着剤などで付けて再利用するよりも、店舗の配送カウンター横パーツ置き場にて該当パーツをもらい(無料)新しく付け直すことをお勧めします。

ネジ頭潰し

電動工具のお話で触れましたが、IKEAのネジの頭の構造が日本であまり使われているモノではないため(プラス頭)、異なったプラスドライバーを使用した場合、頭を潰してしまう事が多いため、電動工具でプラスネジを外す場合は必ずネジにドライバーの頭を抑え込む力をかけるように使用しましょう。

また六角ネジなども同様で、いろんな角度から回せる用に頭がボール状になった六角ドライバーがあるのですが、電動工具の使用に不慣れな方は使用しないほうが良いでしょう。

もしも頭が潰れてしまった場合、つまめるくらいネジ頭が出ているのであれば、地道にペンチなどで回し抜きするほかありません。
頭が出ていない場合、マイナスドライバーでネジ頭にキズ(引っ掛かり)をつくり、ハンマーとセットで少しづつ緩めていくという、説明しても分かりづらいスキルを発動せざる負えないため、ネジの取り外しは最大限慎重に行ってください。

まとめ

IKEA家具を自分で解体しようと思うと出てくるこれだけのトラブル要因。
しかし思い出してください。
IKEAでは店舗・通販共に購入時、組立サービスを頼むか否かの選択肢が用意されています。

逆を言えば、自分で持ち帰り組立ができる人にとっては、それだけ予算を抑えることができるとともに、家具を買っているというよりも家具を作るためのパーツを買っているというのがIKEAのスタイルなのです。

しかし組み立てたから解体できるのかというと、それはまた違う話で、再利用前提で解体するのであれば、それなりに多くの注意点があり、別途用意する工具があり、そもそも作業スペースを確保するという重労働が待っています。

今回ご紹介した内容は、どうしても弊社スタッフ目線となっていることはいなめず、解体するための工具やノウハウを持ち合わせている前提でお話ししてしまっている部分も多くあります。

中華鍋を持っているだけで、本格中華店のチャーハンのまんまをつくれるわけではないのと同じで、私自身、皆様の器用さやおうちの間取り、さらには組み立てた際の状況を存じ上げないので、あくまでも一般論として参考にしてみてください。

カグッコシ!ではLINEによる無料相談窓口も設置しておりますので、解体途中でお困りごとが発生するなど、どんな細かいことでも構いませんので、お気軽にご相談いただければと思います。

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