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IKEAの説明書に日本語の説明を追加する~PAXフレーム編~

IKEAの組立でよく言われるのが

・『説明書に日本語が無い』

・『図のみなので、組みながら自分が今どの向きで組んでいるのかわからなくなる』

・『板が似ているものが入っているのに、どの板を使ったらいいのかこの説明書ではわかりにくい』

など説明書に対する意見の数々。

確かにNITORIやその他通販メーカーなどと比べ、IKEAの説明書では必要最低限の情報以外は基本省かれています。

しかしながらグローバル企業であるIKEAが各国向けに全て説明書を作るわけにもいかないので、図解ながら可能な限りわかりやすく情報を載せるという方法を取っています。

逆にすべての説明を英語にてされている方が混乱する場合もあるのではないでしょうか?

今回はIKEAで1番人気シリーズのPAXワードローブのフレーム説明書にカグッコシ!が実際に施工してきている中でのノウハウを加えた注釈をつけていくことで、わかりやすくなるのか?実際に進めてみたいと思います。

組立前の準備

まずはじめに必要な工具の説明が入ります。

ここでは上段左から

・プラスドライバー(カムロックを締める)

・マイナスドライバー(カムロックをを締める)

・水平器(経年劣化を防ぐ意味でも重要です)

・ハンマー(背板の釘を打つとき、アジャスターの受けを付けるときに必要)

・鉛筆(壁固定時の印付けに)

・メジャー(天井高を調べ、寝かせて組めるか立てて組むかの判断に必要)

・脚立(壁固定時、立てた状況で組み立てる際に必要)

・電動ドライバー

・クランプ(2本以上のフレームを連結する時に必要)

以上が挙げられています。

その下にあるイラストを要約すると

1.必ず2名以上で作業してください

⇒ちなみに鉛筆を耳にさしている棟梁が必ず必要なわけではありません。

※余談ですが、大工さん=耳に鉛筆という組み合わせは万国共通ということなんですね!

2.商品が破損しないように、床に敷物を敷きましょう。

⇒ちなみに床を保護することにもつながります。

3.組立中にわからないことがあればIKEAへ連絡してください。

⇒ちなみにIKEAコールセンターは0570-01-3900です。

4.壁に固定していないと転倒の恐れがあります。

⇒ちなみに壁に固定していない場合、保障の対象外になることもあります。

組立に使用する部品一覧

とにかく部品の種類がいっぱいある!!と思いがちですが、通販家具などの部品はアルファベッドでA~Pまであることなども多くあります。

下記を説明していきますと

112996⇒フレームのカムロックと呼ばれる接続部分の凸部分

124593⇒背板を留める釘

113434⇒フレームのカムロックと呼ばれる接続部分の凹部分

101375⇒113434の取り付ける場所にセットで付く木ダボ

100402⇒複数フレームを連結する際に使用するネジの凸部分

100644⇒複数フレームを連結する際に使用するネジの凹部分

100347⇒115753(壁固定用金具)を取り付けるネジ

115345⇒アジャスター調整用穴の目隠しキャップ

123773⇒115753(壁固定用金具)のキャップ

115753⇒壁固定用金具

103693⇒115753とセットで使用する固定用パーツ

110618⇒水平調整用アジャスター

110617⇒アジャスター用床保護キャップ

100751⇒アジャスターを取り付けるためにフレームに打ち付けるパーツ

105494⇒背板の釘打ちの際にガイドとして使用するパーツ(組立後は破棄して構いません)

パーツを仕込んでいきます

まずはじめに板の上に乗ってはいけませんよという衝撃イラストからスタートしていきます。

まずは工程1で気を付けなければならないことは、側板の並べ方。

側板はフレームを組み立てる際に1番大きな部材になりますので、きちんとした向きで揃えて配置しなければなりません。

ちなみに側板は全く同じ1番大きな板が2枚入ってるので、どのような向きで組み始めると組み立てやすいかと言いますと【外側に背板を打つ背面を持ってくる】。

実際に下の図で説明しますと、金具を取り付ける拡大図(左)に段差のある面が描かれているのがお分かりでしょうか?

この段差がついている側が後ほど背板を打つことになる背面になります。

ちなみに逆手側は段差がありませんので、まず1番始めに側板の段差がある側を外側に向けて並べること!ここ重要です。

1番始めに取り付けているパーツは壁固定用の金具になります。

この金具を両側に穴2つ分空けて取り付けてください。

ちなみに側板は全く同じものが2枚入っており、上下も決まっていませんのでこの金具を取り付けた側が上部になります。

続きまして、カムロックと呼ばれる接続部分の凸部分のネジを取り付けていきます。

ここで間違えてしまいがちなポイントが出てきます!ので説明していきます。

工程1で壁固定用金具を取り付けた側がフレームの上部に来るというお話をしました。

その上で上部側と下部側のネジの取付位置が異なるので注意してください。

まず下部側ですが、下から2穴分空けて横に5個並ぶ穴の外側2か所と真ん中に図のネジを取り付けます。

次に上部ですが、場所は1番上の横に6個並ぶ穴(ここがポイント)の壁固定用金具を取り付けた側から1.3.5か所目に取り付けてください。

前側の穴が2か所余った状態が正解です。(下記の印部分)

続いては天板と底板になる部分を作っていきます。

図では木ダボを入れていますが、おそらくもう少し解説が必要であると思います。

木ダボを入れる穴は天板/底板(これも同じ板が2枚あります)の横に穴が5か所空いていますので左右とも1番外側から2個目の穴に片面2本づつ差し込みます。

その後、底板側に使う1枚(どちらでもよい)にアジャスターボルトを通すためのパーツを取り付けるのですが、ここでも注意があります。

注意点その1

まず表裏の確認をします。

底板に使用する板のカムロックの凹部分を取り付ける穴の開いていない側が裏面になりますので、裏面にアジャスターボルトを通すパーツを取り付けてください。

わかりやすく説明すると、板面に穴が2か所空いている面と6か所空いている面があり、2か所空いている面にアジャスターボルトを通すパーツ、6か所空いている面にカムロックの凹部分を取り付けます。

注意点その2

アジャスター用のパーツはハンマーでたたき込む必要があるのですが、下が柔らかい場所で打ち込もうとすると入りずらいので、天板で使用する板もしくは側板で使用する板の上に重ねた状態でたたき込むとよいでしょう。
この部品を取り付ける際は、底板の表裏だけはキッチリ確認しましょう。
打ち込んでしまった後に表裏の間違いに気づくと、いらない穴が開いてしまいます、、、

 

アジャスター用パーツを取り付け後、ボルトに保護キャップを取付パーツに通していきます。

その後、巾木となる細長い板材に木ダボを片面2か所づつ差し込んでいきます。

これは穴が他に空いていないので、全てに差し込んでOKです。

次に天井高を測っていきます。

何のためにかというと、現存(日本で販売されている)しているPAXワードローブフレームは高さ201cmのみになります。

天井高によって、寝かせた状態で組んで起こすか、立てた状態で組立てる(相当大変です)かどちらの方法になるのかを調べる必要があります。

図ではその説明をしているわけですが、まず左上は高さ201cmのフレームは天井高210cm以上あれば寝かせてから起こすことができますよという意味。

右上はそれ以下では起こす際に天井に当たってしまいますよという意味です。

左下右下は高さ236cmのフレームに対しての各天井高です。

仕込みが終わりついに組立

ここでは寝かせて組める天井高という設定での組立を行っていきます。

すでにネジの取付が終わった片方(どちらでもよい)の側板に底板と天板を取り付けていきます。

天板は壁固定用金具が取り付けてある方、その逆に底板を共にカムロックの凹部分が内側に来るように差し込んでいきます。

その際は片側を差し込んだらカムロックの凹部分のパーツを三角が刻印されている側を

板の外側に向けてはめ込んで時計回りに締め込みます。

回す時にはマイナスドライバーの方が回しやすいかもしれません。

閉まらない、回らないというときは凹部分のパーツがしっかり入っていない、逆に入りすぎている他、凸部分が奥まで入りすぎている、しっかり入り込んでいないという理由が考えられます。

カムロックを締めたら巾木となるパーツを底板側の1番外側の穴に縦向きで入れていきます。

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その後、もう1枚の側板をかぶせて再度カムロックの凹部分を取り付け締める作業となりますが、必ず2名で天板側と底板側を入れ込んでほしいのですが、特に底板側は巾木も一緒にはめこむ必要があり、巾木をはめ込む穴を間違えてしまう事が起こりえるので気を付けてください。

もう1度言っておきますと、巾木は1番外側穴に取り付けです。

カムロックを締め終わったら、背板を取り付ける側(段差のある側)を上にして倒します。

倒したら、まずは背板を乗せるのですが表裏がどちらに来るか(テープが貼ってある側と無い側)で迷いますが、テープ側を上面にして設置しましょう。

背板をフレームの段差に乗せてあげてから、まずは角を合わせましょう。

PAXフレームは背板を釘で留めることで強度を保っているといってもいいくらい組立の中で1番重要であり、かつ慎重に進めなければいけない工程です。

図では底板側の角から決めていますが、カグッコシ!のスタッフ内では天板側の両角を合わせ、先に釘を打ち固定して、側板の中ほど両側を1か所づつ釘を打ち底板側の両角を決めていきます。

その6か所を打ち終わったら15cm間隔ほどで均等に釘を打っていきます。

釘打ちなんて滅多やたらにする(したことがある)作業ではありませんし、経験者なんて方も少ないでしょうから、時間をかけてでも付属のガイドを使用しながら打ち込んでいきましょう。

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立てながら組み立てる場合

ここまでは、簡単に組める側の寝かせて組み立てる方法について見ていきましたが、続いて我々でも困難な作業となります立てた状態で組み立て作業(通称:立ち組み)の流れを見ていきましょう。

高さ201cmのフレームを組む場合、天井高が210cm未満、または寝かせて組むスペース(フレームの縦横寸法+1mづつ)が無い場合は必然的に立ち組みになります。

工程9までは寝かせ組みと同じくネジを取り付け(仕込む)を終わらせておきます。

まず側板1枚を壁側に立てかけます。

この際の前後は、可能であれば設置面の壁側に側板の段差がある方(背板を乗せる側)を向けた状態で立てかけてください。

理由としては組立後に向きを変える場合、組立スペースによっては変えることができないということもあるためです。

立てかけた側板に始めに巾木を差し込んでいきます。

この状態で組立てる場合は、背板を打つ作業に入るまで1人が必ず立てかけた側板を持ち続けてください。

続いて底板を取り付けていきます。

この際の注意点は底板の前後を間違えないこと。

わかりやすい目印は側板/底板共に段差のある面が同じ方向に来るということ。

取り付けたらカムロックを忘れずにカムロックを締め込みましょう。

続いて天板を取り付けていきます。

ここでの注意点は、必ず力持ちが天板を取り付ける側に回ってほしいということです。

なぜなら、この天板をもう1枚の側板を取り付けるまで同じ態勢で持ち続ける必要があるからです。

写真で使用している脚立では、片側から支えていますが可能であれば底板をまたぐように設置できる脚立が理想です。

続きまして終盤戦、もう1枚の側板を取り付けていきます。

ここでの注意点は天板側から先に取り付けてしまう事。

そうすることで支えている側の人の負担が軽くなり、崩壊のリスクがグンと下がります。

しかしまだ予断を許しません。

底板側を差し込んでいくのですが、これがまた難関で、なかなか巾木を差し込むことが難しいのです(我々でも大変な工程です)。

無事に枠が完成しましたら、メインイベントである釘打ちの作業に入ります。

寝かせた状態のフレームの背板を留めていくよりも難易度で言うと10倍以上の困難が待っています。

恐らく大工さんでもいやかるのではないでしょうか?

まずは組上がったフレームに背板を合わせていきます。

この状態ではフレームはグラグラですので、1番始めに角を合わせていくという工程もすんなりとはいきません。

なんせ合わせようとしても動いていくのですから、、、

それでも2人の力を合わせて上角(左右どちらからでもOK)を片側決めてまず釘を打ってしまいましょう。

この場合、1人は釘を打つ人の邪魔にならないよう、しかしながらしっかりと背板を動かないように支えていきます。

上角が決まれば、先に天板側の横1列を留めてしまいましょう。

その後側板両側の中ほどを留めて、縦列を両側上から下に向かって留めていきます。

間隔は先ほど寝かせて組んでいるときと同じく15cmほどで留めていきましょう。

立ち組みの釘打ちで一番大切な点は、必ずまっすぐに釘が入っていることが見える角度から釘を打ち込むことができる態勢で作業をすること。

図では脚立を使用していませんが、天板の横1列などは1人が脚立にのぼりながらの作業のほうが安全かと思います(カグッコシ!ではそうしています)。

底板の1列を留める際は鏡ながらの作業を要求されますので、スペースによってはとても見づらく、打ちづらい態勢になってしまいがちなところも要注意です!

壁への固定

PAXワードローブフレームは壁固定推奨商品になります。

壁への固定をしていないと、経年劣化を早める要因にもなりますし、何よりも転倒のリスクを生活上で常に負うこととなります。

工程21では工程1で取り付けた壁固定用金具を使用した壁面取付方法が掲載されていますが、実際日本の多くのお宅ではこの方法を取ることは難しいでしょう。

理由としては、ほとんどの壁面下には巾木がついています(ここでいう巾木は家屋壁面の建具としての巾木)ので、約8~10mmほどフレーム後ろに隙間ができることになります。

工程1でフレームに取り付けた壁固定用金具を使用できるロケーションは巾木の無い壁面、もしくは長押という部材が壁面に取り付けてある場合に限ります。

では付属の壁固定用金具を使用せずに、どうやって壁に固定するのか?

カグッコシ!では基本的に天板と壁面をL型金具で留めています。

L型金具を使用することで、フレーム後ろの隙間にもフレキシブルに対応することもできますし、強度も保つことが可能です。

固定前にやっておきたいことがあります。

それはフレーム本体の水平をとることです。

水平器を使用しフレームのゆがみをアジャスターで調整していくのですが、フレームには調整用のアジャスターは全面左右2か所にしかないので、壁面側(後ろ側)の床面にがたつきがある場合は、フレーム下に高さ調整用の詰め物を入れる必要があります。

また前面のアジャスター上げて調整した際に、床とフレームに隙間ができる用でしたら、後ろ側と同じく隙間は詰め物をして埋めてください。

隙間があることでアジャスターが折れたり、底板の割れに繋がることがあります。

固定後、天板/底板共にアジャスター用の穴が開いていますので、付属の目隠しキャップを取り付けて終了です。

以下はフレームを増連する際の連結方法が記されています。

ここでは電動ドライバーは必須になります。

2フレームを並べて水平を取り、フレーム同士の高さを合わせます。

その後クランプで動かないように挟み込み、上下とも4穴開けて5か所目に貫通の穴を開けます。

その後連結用のネジで両側から締め込みます。

説明書では前側2点留めていますが、フレームが2本ある場合は連結用のネジが4セット手に入るので、カグッコシ!では後ろ縦列も2点留めていますので、1面で4か所連結しています。

移動をする際の注意

最後にフレームの場所を移動する際の注意事項が載っているのですが、1点必ずアジャスターが床に設置している状態を解除(アジャスターのネジを上げる)してから移動してください。

アジャスターが底板に取り付けた受け金具ごと破損する原因となります。

引越業者さんが解体したPAXを組立ご依頼いただいた際の8割でこの状態になっています。

でも初見で見てここまで気づけと言うほうが無理がありますので、解体をしてくれた引越業者さんには感謝しましょう。

カグッコシ!で再組立にお伺いすれば、この部分が破損していても適切に補修/補強させていただきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実際にIKEAの説明書に日本語で注釈がついていたとしても、こんなボリュームには成らないと思います。

カグッコシ!の経験からの情報も詰め込んでみましたので、ボリュームがさく裂してしまいました。

今後はYOUTUBEなどで組立て動画などの配信も考えていこうと思っています。

またIKEA PAXにかかわらず、その他の家具についても引越時/通常使用時/新規組立時などでお困りのことがございましたらLINE@にて相談窓口を設置しております。

お気軽にご相談ください。

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