IKEA家具の可能性を広げる、IKEA家具を引越すという選択肢
今回はIKEA家具について、引越し業者さんがどうだの、構造的にここが難しいというような話は抜きにして、お持ちのIKEA家具はぜひ新居に持っていったほうがいいですよという目線でお話ししたいと思います。
目次
IKEA家具が選ばれる理由
このブログをご覧の方には、IKEA家具をお持ちの方のいらっしゃると思いますので今更?という内容になってしまいますが、再度IKEA家具の良さを復習したいと思います。
使いやすい
IKEA家具一番の売れ筋シリーズであるPAXワードローブシステムを例に挙げると
①圧巻の収納力
1ユニットのサイズで、高さ201cm、奥行58cm、幅100cm(幅と奥行は他パターンもあり)それを2本組み合わせてスライド扉をつけるタイプが主流です。
サイズはグローバルで統一展開のため、日本人向けのサイズよりも1周り大きくできています。
【例】
NITORI家具さんで一番大きいタイプの3枚扉洋服ダンス
高さ182cm、奥行59cm、幅120cm
高さが20cm大きくなれば、引き出し1段余分に使えるくらいの収納力に違いが出てきます。
②カスタマイズ性能
PAXシリーズは扉はもちろん、引き出しの数、ハンガーをかけるポールの数などの収納アクセサリが全てご自身の持っている衣類と相談して決めることができるシステムになっています。
IKEAでも通販が始まって、おうちにいても買えるようになってはいますが、やっぱりIKEA店舗の実物を見ながら『あーでもない、こーでもない』って考えながら自分好みの家具を作りたいですよね?
③デザイン
カスタマイズ性能と重なる部分はありますが、ユニットのサイズ・色はもちろん、豊富なバリエーションがそろう扉のデザイン、収納アクセサリの種類など、決めるまでに悩んで、悩んでる間に新しい洋服を買ってしまって、また悩むなんてことはないと思いますが、それほどの楽しさがあります。
価格が安い
IKEA家具のイメージとして多いと思われるものは『安い』ということ。
IKEAでは商品価格を下げるいろいろな取り組みをしています。
①フラットパック
フラットパックとは直訳すると【平らな梱包】。
運送会社さんの持つトラックにたくさんの個数が詰めれば、それだけ配送費が下がります。
梱包を板状にすることで、配送費が安くなるということです。
②セルフサービス
商品以外の配送・家具の組立などをオプションをすべて切り離すことで、商品自体の価格を抑えることができます。
自分の車で持って帰って、自分で組立てる人にとってはとってもお安くなりますし、サービスをすべて利用しても、その他のメーカーで購入する同等品とそこまで価格は変わりません。
③サプライヤーのとの関係性
IKEAは商品を生産する工場や材料の仕入れ先、また配送会社、施工会社、そのグループ会社、協力会社への基準を設けていて、その基準に満たない提携会社とは契約を打ち切るというほど厳しく律しています。
その中で常に自社はもちろん、提携会社に対しても単に『料金を下げろ』というような要求というよりも、新たな提案を生み出す努力を求めています。
IKEA家具を引越しで持っていくメリット
家具とは
私たちが普段生活するうえで欠かせない衣食住の中心にあります。
私たちは生活をしている中で使用しているモノ(衣類、食器、電化製品など)は家具に合わせて購入し、使い慣れていきます。
もしも引越しの際に家具が変われば、枕が変わると寝れなくなるなんて言う話をよく聞きますが、同じように生活リズムが崩れてしまうなんてことも。
IKEA家具を手放すデメリット
特に前項でふれたようにIKEA家具の収納力は、注文住宅の据え付け収納などは除き既存メーカーで替えがないほどです。
IKEA家具ユーザーさんが引越しの際に、IKEA家具(ここではPAXワードローブとして)をあきらめて買い直すということになれば、細かい話ですが引き出し何段分、ハンガーポール何本分かの洋服の行き場を失ってしまう事になります。
組立家具と言っても、ベッド・洋服ダンスなどの大型家具はそんなに安い買い物ではありません。
特にお引越し時など、様々な出費が重なるときに家具まで買い替える必要に迫られるとなると、、、(廃棄にもお金がかかります)
買い替えるよりもお得?
大前提としてIKEA家具の場合、商品を買って組立を代行してもらえばオプション料金がかかるように、引越しの際に持っていくとなれば一度解体をして再度組み立てをする必要があり、代行してもらえばオプション料金がかかるということです。
言い換えればご自身でお持ちのIKEA家具を解体して再度組み立てできる方であれば問答無用で持っていくべきです!
オプションを利用される方には、お持ちの家具によって買い替えたほうがお得になるものもありますし、持っていったほうがいいものもあります。
持っていったほうがお得の目安は?
お持ちの家具が持っていくためにかかるオプション料金よりも、買い直したほうが安いのであれば当然買い直すべきです。
買い直した場合、IKEA家具であれば商品金額に加え、配送費、組立費が必要な場合も出てきますので、ご自身で持って帰れる帰れないや、組立できるできないも含め考える必要があるかもしれません。
また家具は使っていれば劣化していくものです。
企業でいえば減価償却費といった部分も考えたうえで、通常使用2年の家具の場合
オプション料金=買い替え(全ての代行費込み)×70%くらいで納まるのであれば、先ほどお話しした生活リズムや収納力なども踏まえると持っていったほうがお得になるのではと思います。
お持ちの家具が廃盤に??
IKEAでは季節ごとの商品入れ替えが頻繁に行われており、小物だけではなく家具類に関しても新商品・廃盤という入れ替えがあります。
商品名のみが変わり、家具自体は変わらないもの
【例】
ODDA収納付ベッド⇒FLAXA収納付ベッド
現在FLAXAも廃盤となっております。
構造が同じで、商品名が変わり互換性があるもの
EXPEDIT収納ユニット⇒KALLAX収納ユニット
全く廃盤となってしまった商品
まとめ
引越し時にはいろいろと出費がかさむものです。
そのうえ、IKEA家具をお持ちの方には、引越し業者さんへのお見積りの際に様々な困難が予想されます。
そんなとき、お持ちの家具を何とか新居へ持っていきたいと思われたのなら、カグッコシ!にご相談ください。
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