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IKEA家具を引越しされる方の流れ(ご自身で解体/再組立できる方)

IKEA家具をお持ちの方が引越しをする際に必ず通るハードル、引越業者さんの見積もり時の『IKEA家具は運べません』のお断り文句。
これは引越業者さんが全くIKEA家具を運んでくれないというわけではなく、あくまでも完成形での運搬はできませんということです。

直接お話を伺ったことのある引越業者さんのほとんどは、解体さえしてあれば【荷物】として、梱包もして運搬させてもらえますという返答をいただきました。
そこで今回はIKEA家具をお持ちで、ご自身にて解体/再組立を行うことが可能であるという方が引越業者さんに運搬してもらうための流れを順に追っていきたいと思います。

引越業者さんとの打ち合わせで確認しておくこと

自身で解体/再組立をされる方も、引越業者さんに確認しておいていただきたい内容がいくつかありますのでお伝えしておきます。

【確認事項1】解体してあれば運んでもらえるのか?

引越業者さんによっては、運ぶことすらNGであることもあります。
解体し、パーツとなっているIKEA家具は通常【荷物】として取り扱ってもらえることが多いのですが、パーツとして運んだものに対しても過去に事故が起きトラウマを持っている業者さんもゼロではありません。

【解体動画】IKEA MANDAL収納ベッド 最効率 解体まとめ

【動画で説明】IKEA家具の基本『カムロック』について

自分で解体などをしておれば、どこを持って運べば安全かなども分かりますが、他人が解体したものについては強度などに不安があるなどの理由があるのだと思います。
運んでもらえない場合、カグッコシ!では解体した家具のみであれば運搬をお引受することもできますので、ぜひご相談ください。

【確認事項2】どれくらいまで解体しておけばいいのか?

これは、搬出地のみならず搬入地の導線も確認しておく必要があるので、情報としてお客様から引越業者さんに搬出入導線を伝えたうえで引越業者さんに判断を仰ぎましょう。
ベッドなどであればヘッドボード/フットボード/サイドフレームのようにバラバラにしておく必要がありますが、例えば収納付きのロフトベッドなどは箱の状態で搬出できるサイズになるものもあります。

またIKEA家具の中で1番解体ご依頼の多いPAXワードローブなどは2つの箱を1つにつないでスライド扉を取り付けているという組み合わせが多く、幅の狭い(50cm/75cm)のユニットであれば導線次第で箱までも解体する必要が無くなる場合もあります。

しかし、導線が通るからといって、運搬する際の強度という面において箱状のIKEA家具である時点で運ぶことを躊躇する引越業者さんもいらっしゃいます。
実際に家具を見てもらいながら、引越業者さんと相談しましょう。

解体に際しての注意事項

解体を行う必要がある家具は、基本大型のものになりますので、IKEA家具解体/再組立専門にサービスを行っている弊社目線での注意事項をお伝えしていきたいと思います。
解体時のコツなどについては別ブログにてご紹介させていただいておりますので、ご参考ください。

IKEA家具の解体(分解)にはコツがある!プロが教える家具解体の注意点

IKEA家具を解体(分解)したい方へ|大型家具の解体のコツやポイントまとめ

スペースの確保

ご自身で解体/再組立を行うことが出来る方ということは恐らく新居へ移動する予定の家具を購入時に組み立てたことがある方が多いと思いますので、思い出してください。
その家具組立てた時、どんなスペースで組立てたかを。
収納家具の場合、たかさ2mを超えるような商品でも解体する際に1番効率が良いのは寝かせてしまう事なんです。

IKEA収納家具の多くは、背板を釘で固定されています。
解体する際には、その釘も抜く必要が出てくるので、背面を上にして寝かせるスペースが必要となり、例としてPAXワードローブの場合(フレームサイズ200cm×100cmの場合)家具の大きさに加え周囲50cmづつくらいを空けていたほうが効率が良いでしょう。

スペースが無いと解体ができない訳ではありませんが、とても高度な技術を必要とするので、解体時のリスクが上がってしまい新居へ持っていくために苦労して作業しているのに作業中に家具を破損してしまっては『時間を返してくれ!!』となってしまいますのであまりお勧めではありません。

床壁の養生

ご自身で解体/再組立をされる方は、大きく分けて2つに理由からその方法を選ばれたと思います。
・引越業者さんに断られて仕方なく(業者も探していない)。
・少しでも引越し時にかかる費用を抑えるため。
特に2つ目の理由で解体/再組立を行っている方にとって、もしも解体中に家屋を破損してしまったら?
家具を破損してしまっても、買い替えという方法を取ることはできますが家屋を破損してしまった場合、どれくらいの費用を請求されるか見当もつきません。

(例)部分張替えが難しく12畳のリビングの張替えを行う場合
・化粧シート系フローリング材:¥120000
・張替え:12畳 ¥90000
・既存フローリング撤去処分費用:¥30000
・コーティングが必要な場合:¥65000
全面張替えという条件になるので結構請求されたとしての金額ですが『マジですか???』と声に出してしまいそうなほどの衝撃の出費となってしまいます。

そのため、解体時に一番気を付けていただきたいこと【家屋の破損を防ぐ!】。
カグッコシ!ではキルティングマットと言われる布地(エアコン業者さんなども脚立を立てる際に使用しているので見たことある方も多いのでは?)を作業スペースに敷き詰めて解体も再組立も行います。

解体後のパーツ取扱い

解体が無事終了しても、気を抜かないでください。
必ずやらなければいけないこと!、それは全てのパーツを集めきることです。
解体時に取り外したネジ類を、都度都度集めていれば問題ないのですが解体に集中していると取り忘れてしまいがちです。
またせっかく養生した養生材の下にネジが潜り込んだことを気づかずに踏んでしまって床にキズがついてしまうなど起こりえることなので、解体中でもパーツは1か所に集めるようにしましょう。
細かいパーツは袋に入れたり、段ボールにまとめておくとよいでしょう。

また大型のパーツに関しては、引越業者さんが運びやすいように梱包してくださると思いますので、わかりやすくまとめておきましょう。

当日の段取り

解体しておけば運んでもらえる業者さんに依頼したのであれば、搬出時に各家具のパーツをわかりやすいように作業員さんに伝え、その他の荷物と混ざらないようにしてもらいましょう。
家具のパーツの場合、1つでも無ければ完成しませんので混ざってしまって紛失したり、新居での設置部屋に搬入してもらえず探し出さなければならなくなると時間を浪費してしまう事になります。

再組立時の注意事項

頑張って解体した家具がついに新居へ到着した際に、搬入から再組立を行う際の注意事項がいくつかございますので、お伝えしておきたいと思います。

床壁の養生

可能であれば、引越業者さんが家具の設置部屋に搬入を始める前にスペースの確保もかねて、組立場所の養生を行っておくことが必要です。
せっかくの新居で、初日にキズを付けてしまっては今までの苦労が全て水の泡になってしまいます。

各パーツのチェック

組立を始める前に全てのパーツがそろっているか、また各パーツに破損が無いかをチェックしましょう。
そのためには解体時に、どれだけのパーツがあったのか、解体時に発生している破損が無いかをリストなどにまとめておくと、再組立時のチェックがスムーズに進みます。

組立前に破損を確認した場合

各パーツをチェックしている際に、破損が見つかった場合は責任の所在等について調べる必要はありますが、ここではその後の対処法をお伝えしておきます。
IKEA家具であれば、細かなパーツについて配送カウンター横にパーツコーナーがあり、説明書のリストと共にパーツ番号から探し出してピックアップすることができます。
コーナーにない部品については返品カウンターで店員さんに聞いてみてください。
ストックがあるものは、その場で探してもらえますし、廃盤商品のパーツなどに関しては取り寄せをしてもらえる場合もありますので相談してみましょう。

メンテナンスについて

ご自身で解体/再組立を行ってまで新居へ持ってきた家具、再組立が終わってホッとしているところ、そこで終わりではないんです。
ほとんどのユーザーさんが行っていないと思うのですが、IKEA家具をはじめ完成品の家具であっても日々メンテナンスを行う必要があり、それによって寿命を大幅に伸ばすことが出来るのです。
例に挙げると収納家具などでは、扉引き出しがついていることが多いと思いますが、使っているうちに日々の開閉の負担の蓄積によってひずみが生じ、ズレてくることがあると思います。
そのズレをそのまま放置してしまうと、扉だけではなく本体フレームの劣化にもつながってしまうのです。

運よく、今回引越しというイベントによって一度解体された家具は、気づかずゆるんでいた場所を再度締め直してもらうことが出来ましたので、購入時に近い強度まで復活しています。
せっかくの家具ですので、日々メンテナンス(3ヶ月に1度ほど緩んでいる個所が無いか確かめるくらいで構いません)によって、経年劣化を防ぎ、長持ちさせてあげましょう。

引越しはIKEA家具をメンテナンスする最高の機会

IKEA家具・その他組立家具の扉・引き出しトラブル対処法

まとめ

今回はIKEA家具の引越し時における解体/再組立をご自身で行うかた向けに、注意点などをまとめていきましたが、1番気をつけていただきたいことは大型家具を取扱うためご自身やお手伝いされる方が【ケガをされないこと】
必ず2名以上での作業が必須になりますので、お父さん・旦那さんがいいところを見せたいのは重々わかりますが、引戸の取り外し、収納家具を寝かせる起こす、大きなパーツの取り外しなど息を合わせてする作業もたくさんあります。
無理をすればケガ・家屋の損壊・家具の破損の三重苦を背負うことにもなりかねず『何のために頑張ったんだ、、、』と後悔することになります。

解体中、再組立中のお困りごとが生じることも考えられますので、もしもお困りのことがあれば写真と共にリアルタイムでカグッコシ!のLINE相談窓口(9:00~18:00)にご連絡をいただければ、一番適した対処法をその場でご説明させていただきますのでお気軽にご相談ください。

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