IKEA PAXワードローブとMETODキッチンキャビネットのお引越し
今回のご依頼はIKEA PAXワードローブとMETODキッチンキャビネットのお引越し及び、それに伴う組替えと不要家具の解体・搬出作業をいただきました。
お家のお引越しは終わっていて、家具のみが残っている状態でのご依頼でした。
家具の詳細としてはPAXワードローブが3セット中、1セットを移設、2セットは解体・搬出です。
PAXはW100cmのユニットが3台
METODキッチンキャビネットは左のW40cmのキャビネットのみを持っていくということなので、今取り付けている天板をW40cmにカットする必要があります。
壁面固定もしてありますのでそれも外します
解体をしっかりしておけば、組立の段取りが抜群に効率よくなるので、解体は腕の見せ所です。
PAXの解体
まずは本体同士の連結を外していき、扉や引き出しを外していきます。
連結は1面辺り上下4点で留まっています
扉は本体側の部品も外しましょう
その後PAXの解体で一番重要な背板の釘抜きをおこなっていきます。
本体1本に対して約50本の釘で背板が留まっています
小さなバールで1本づつ伸長に抜いていきます。
釘さえきれいに抜ければ、あとは枠を解体するのみです。
枠はカムロックという構造で全て接続しているので、外していきます。
全てを外せば板状になります。
IKEA製の大型家具のお引越しは、板状にまで解体する方が運ぶことを考えても、メンテナンス(組立時に全てを締めなおす)の意味でもBestです。
METODの解体
METODもハイキャビネット収納は、PAXワードローブと同様に釘を抜いて、カムロックを外して、場合によって蹴込み板という部品がついているのでそれも外します。
そしてキッチンワゴンの天板を取り外し、天板をカットしていきます。
今回はマンション敷地内にカットスペースがあったので助かりました
解体作業時間
今回は持っていくお荷物よりも、解体・搬出のお荷物が多かったので3名でお伺いしたのですが、解体~全ての搬出、天板カットまでで約2時間で完了しました。
商品の再組立
PAXワードローブは本体1本、METODはワゴンタイプのW40cmにカットした天板を取り付けになります。
解体作業を慎重におこなっていれば、組立は上記2セットで1時間ほどで終了です。
PAX完成
METOD完成
今回の作業における注意点
PAXワードローブ
PAXワードローブは3セットの中から1セットを使用しますので、連結されている側板を交換する必要がありました。
PAXワードローブは複数ユニットある場合、基本的に連結・壁固定をします。
その連結をする際にユニット側板に貫通穴をあける必要があります。
3セット中、1セットのみを使用するとなると、貫通穴が開いていない側板をよりすぐる必要がありますので、使用する・廃棄する関わらず全て慎重に解体する必要がありました。
METODキッチンキャビネット
今回のように両ワゴンタイプの片側のみをしようとなりますと、METODのベースキャビネットはキャビネット自体に天板はありませんので、カットなどの加工が必要となってきます。
今回は下見をさせていただいた後での作業でしたので、どんなご要望にもお応えできる装備でお伺いできました。
まとめ
カグッコシ!では全てのIKEA家具が対応可能です。
複数商品のお引越しをご希望であったり、持っていく商品と解体だけしてほしい商品など複雑なご依頼でも対応できます。
その場合、事前の現地調査にもお伺いいたしますのでお気軽にお問い合わせください。